イメージコンサルタントが挑むミセスコン—準備と心構え
2024年がもうすぐ終わろうとしています。
今年の私の一大チャレンジ!
Japan Women’s Collectionへの応募。
日本大会開催までの約半年間たくさんの方に応援いただきましてありがとうございました。
おかげさまで日本大会へ進み
EXTREME部門(年代別部門)ではグランプリ さらに総合順位3位
をいただき、今後は世界大会へ日本代表として出場する切符を手にすることができました。
このコンテスト JWC2024に参加することを決めた理由は、単なる自己表現のためだけではありません。
これまでのイメージコンサルタントとしての経験を通じて
「美しさ」や「自信」がどれほど人の内面を変え、外見に輝きをもたらすかを深く理解してきました。このコンテストに挑むことで、私自身の変化と成長を体験し、それを多くの方々に伝えたかったのです。
コンテストという大きな舞台に立つためには、準備が重要です。
しかし、外見だけでなく、心の準備こそが本当の勝負どころだと感じています。
どんなに素晴らしい衣装やメイクを施しても、自信を持って輝けなければ、その魅力は伝わりません。だからこそ、心の中で「自分を信じる」ことが、準備の一環として欠かせないと考えました。
今回の経験で、お客さまにより一層寄り添えるイメコンでありたいとの想いから、私自身の経験値を増やそうと思いました。
この記事では、私がどのようにこのコンテストに臨む準備を進めてきたのか、そしてどのような心構えで挑んできたかをお話しします。
イメージコンサルタントだからこそ工夫した点もお話しします。
これからの挑戦を、少しでも皆さんと共有できたら嬉しいです。
イメージコンサルタントとして挑んだ第一歩—準備の裏側
準備の過程……心と外見を整える。
私が今回コンテストに挑戦するために最も大切にしたこと。
それは「自分を信じること」と「準備を徹底すること」です。
この挑戦に向けて、ただ美しくなるだけではなく、心から自信を持ち、どんな状況でも輝けるように、着実に準備を重ねてきました。
まずはその準備過程をお話ししたいと思います。
1. 心の準備—自信を持つための第一歩
コンテストに参加するということは、外見だけでなく、心の準備も非常に重要です。
これまでの自分を受け入れ、足りない部分を補うことで、自信を持つことができると感じました。
私が最初に行ったのは、「自分に向き合う時間」を取ること。
忙しい日常の中で、自分の本当の気持ちや願望に気づくために、静かな時間を作り、心の整理をしました。この作業は自信を持つためにとても重要、なおかつ実は1番時間がかかった取り組みでした。
次に行ったのは、「ポジティブな自己対話」です。
これも私にとっては難しかったです。
普段イメージコンサルタントとしてお客さまの素敵なところは心からいくつでも見つけることができるのに、自分の内面との対話は難しく感じました。
しかしながら、私には救世主がたくさんいました!
友人や家族です。
日頃の印象力アップやエレガントな立ち居振る舞いとは少し違う、コンテストでの見せ方。
そのためにウォーキングや姿勢のスペシャリストに指導を依頼していたのですが、そのスペシャリストが友人でもあり「ポジティブな自己対話」が『できる』よう根気強く後押しを続けてくれました。
彼女と共に、自分に向かって「私はできる」「私は素晴らしい」と声に出して言うことで、少しずつ心が軽くなり、自分への信頼が深まりました。
笑顔でできる環境づくりも嬉しかったです。
心の準備が整うことで、外見にも自然と自信が現れるようになったのです。
2. 外見の準備—イメージコンサルタントとしての視点
外見の準備も、私にとっては大切な一部です。
イメージコンサルタントとして、色や形、体型に合わせた最適なスタイルを提供することは私の仕事ですが、今回は自分自身のイメージを作り上げることにフォーカス。
パーソナルカラーと共に「どう見られたいのか」を掛け合わせた衣装選びやメイク、ヘアセットで見せ方は如何様にも変えることができます。
こちらの写真は地方大会でのパンフレット用写真として撮影しました。
コンテストのテーマや自分の体型、伝えたいことに合わせて、アイテムを選びました。
このときのテーマは「自信を表現」したく『力強くリードする』イメージを作りあげました。
…が、私らしさがだいぶ消えてしまった気がして、地方大会当日は私らしさを存分に発揮できるこちらの衣装を選びました。
自信を表現するより「チャレンジしてきた今までの時間や体験で自信がついたこと」を表すようにしました。そのためにも、色選びは非常に重要でした。なぜなら「色」が1番印象を左右するからです。
自分のパーソナルカラーを認識することはもちろん、その色が持つ力を活かすこと(色彩心理を活用)で、より一層自分を引き立てることができました。
特に、私の場合は明るいホワイトを取り入れることで、華やかさと同時に以前の私と決別した自信を演出しました。
パーソナルカラーの特徴や色彩心理、またコンテストの華やかさと相性の良い「ホワイト」
を選び、
骨格診断に基づいたドレスデザイン
を選んだことがポイントでした。
3. メイクとヘアスタイル—自分らしさを引き出す
メイクやヘアスタイルも準備の一環です。
私のイメージコンサルタントとしての経験を活かし、肌の色や顔の形に合ったメイクを選びました。
普段のメイクよりも華やかさを加え、主役になるパーツ、引き立てるパーツをしっかり意識したメイクにすることで、ステージ映えする印象を作ることができました。
私の場合は
アイラインをいつもよりしっかり入れて、アイカラーのラメは粒子が細かいものを選びました。
リップメイクもいつもより「赤」を強め、しっかりリップラインをとりました。
また、ヘアスタイルもコンテストに向けて慎重に選びました。
最終的に、クラシックなスタイルに仕上げ、女性らしさと品を感じさせるヘアスタイルを完成させました。
4. 自己PRとスピーチの練習—自分を伝える力
最後に、自己PRとスピーチの練習です。
コンテストでは自分をどれだけ魅力的に伝えることができるかが大切です。
私が伝えたいメッセージは「自分を大切にすることで、周囲にも良い影響を与える」ということ。
その想いを短いスピーチ時間でどう伝えるか、何度も練習を重ねました。
鏡の前で練習し、録音したり、友人に聞いてもらうことで、自信を持って話せるようになりました。
また、表情や姿勢にも注意を払い、言葉だけでなく、全体の印象を大切にしました。
このように、コンテストに向けた準備は心と外見の両方を整えることが大切だと感じています。
地方大会であった首都圏ブロック東京大会のあとは日本大会に進むことができ、東京大会とはまた違う見せ方で私を知っていただきました。
日本大会では、パーソナルカラーからゴールドのドレスを顔タイプ診断を活用して柄がアクセントカラーがあるドレスを選びました。
そしてドレスに負けないゴージャスさを出したく、ヘアセットではしっかりと髪を巻いてもらいました。
メイクも東京大会に比べ、陰影をより強め、アイメイクのグラデーションをしっかりとつけました。
東京大会が日本人イメージのメイクならば、日本大会は海外の方をイメージするようなメイクにしたというわけです。
受賞できたことで、今までコンテストに応募される方のドレス選びやヘアメイクの相談にのってきましたが、いっそう自信をもってサービスを提供できると感じています。
同時にこれからも、外見だけでなく、内面からも輝けるように日々努力を続けています。
今後もこの挑戦を通じて、さらに自分を成長させていきたいと思っています。
これからの準備も含め、少しでも皆さんにとって有益な情報やインスピレーションをお届けできるよう、引き続きブログを通じて発信していきますので、ぜひ楽しみにしていてください。