コンテストで選ばれるドレスの秘訣

世界大会に参加して
先日、I Am Model Search Mrs. International2025(IAMS2025)に日本代表として出場し、ありがたいことに受賞という形で結果をいただくことができました!
今回の舞台は、世界中から出場者が集う国際的なコンテスト。予選や写真や動画の撮影、面談、審査、ファイナルステージまで、想像以上に多彩なシーンが用意されていました。
多くの方が「コンテスト=ファイナルステージの1着」とイメージしがちですが、実際には写真撮影、動画撮影、予選、そして本番のファイナル…と、衣装を変えて挑む機会が複数あります。
私は今回、複数のドレスを着用し、それぞれの場面に合わせてテーマを設定しました。
その結果、
「衣装ごとに雰囲気を切り替えられていて、とても興味深く良かった」
と審査員の1人から後日ご感想をいただき、計画してきたことがしっかり伝わっていたことに大きな喜びを感じました。
目次
ドレスは“衣装”ではなく“戦略”

【印象を自在にコントロールする】
コンテストにおけるドレスは、ただの華やかな衣装ではありません。
・会場の照明や広さに映える色
・審査員の距離から見てもわかるシルエット
・写真や動画で残る表情を引き立てる素材やデザイン
これらを計算して選ぶことで、ドレスは
「自分を魅せる戦略的なツール」
へと変わります。
私は今回、ドレスだけでなくアクセサリーや髪型まですべての組み合わせをシーンごとに計画しました。
・フォト撮影では“柔らかさ”
・予選では“知性と品格”
・ファイナルでは“強さと華やかさ”
…というように、衣装と演出を変えることで印象を自在にコントロールしました。
「私」という変わらぬものがあると同時にいくつもの表情を変えた私も魅せるようにしました。
受賞できるドレスは人によって違う

ここで大切にしたいのは
「受賞できるドレスは着る人によって異なる」
ということです。
同じコンテストでも、似合う色や骨格、雰囲気、そして本人の持つキャラクターによってベストな選択肢は変わります。
似合わない選び方の例
ここで少し意地悪を。。。
あえて選ぶべきではないやりがちルールの例をお伝えします。
・パーソナルカラーばかりを気にし過ぎて魅了できる印象づくりができていない
・華奢な体型の方がさらに体のラインをアピールし過ぎて貧弱に見える、またはボリュームあるドレスを着ると着られてしまう
・落ち着いた印象の方が過剰に装飾的なドレスを着ると「違和感」として映る(派手にすればよいと勘違いしている)
この例だけでもわかる通り、「自分自身」を見つめることなく進めてしまうと「どこに注目させればよいか」わからなくなります。
つまり、その人自身の個性を最大限に引き出すドレスでなければ、受賞にはつながりにくいのです。
コンテストごとの違いを見極める

【大会の特徴を把握する】
また、出場するコンテストによっても「映える衣装」は変わります。
予選から複数審査がある大会
ファイナルで1着のみの大会
ファイナルで複数着が求められる大会
こうした大会の特徴を理解したうえで衣装計画を立てることが、受賞に直結します。
私自身が今回出場したコンテストも、今までお手伝いしましたコンテスタントの方の場合も「大会の目的や理念、ルール、テーマ」を把握し、その枠の中で個性をどう出すかを徹底的に考えました。
コンテスタント経験者の中には複数の大会に出場経験がある方もいらっしゃるかとおもいます。
AではこんなドレスやあんなポージングがOKであっても、BではNGであることもあるのです。
ドレス選びをサポートします

【私のサロンでできること】
今回の経験を通じて改めて感じたのは、ドレス選びは印象戦略の核だということー
私のサロンでは、コンテスト出場者向けに以下のようなサポートを行っています。
・出場する大会の特徴や審査基準を把握したうえでの衣装選び
・パーソナルカラー・骨格等の診断を活かしたドレス提案
・アクセサリー・髪型・メイクまで含めたトータルコーディネート
「自分に合う1着をどう選べばいいかわからない」
「大会ごとに何を準備すればいいのか知りたい」
そんな方は、ぜひご相談ください。
あなたにしか出せない魅力を引き出すドレスを一緒に見つけましょう!
次回予告:印象力編
ドレスを戦略的に選ぶことはもちろん重要ですが、衣装を最大限に活かすためには「印象力」そのものを磨くことが不可欠です。
次回のブログ【印象力編】では、世界大会を通して改めて実感した「第一印象の力」についてお話しします。