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パーソナルカラー×骨格×顔タイプ診断でトータルコーディネート!

パーソナルカラー診断

ひとりひとりのパーソナルカラー・骨格について

パーソナルカラーとは、その人の生まれ持った髪や瞳、肌の色と調和することのできる色のことで、ファッションに取り入れると、自身に似合う恰好ができるといわれています。基本的には、色相や彩度、明度を軸に「スプリング(春)・サマー(夏)・オータム(秋)・ウィンター(冬)」の4つのタイプに分かれます。

また、人それぞれ異なる骨格も似合うファッションに影響します。太っている、痩せているといった表面上のボディラインではなく、本来の骨格による体形や肌の質感を知ることで、自身のスタイルをより魅力的に見せることができる着こなしを見つけることができます。

骨格診断は「ストレート・ウェーブ・ナチュラル」の3つのタイプで表され、それぞれのボディバランスに似合うコーディネートがわかれば、トレンドの取り入れ方も知ることができるので、ショッピングの際も納得のいくアイテムを見つけることができるでしょう。

7つのタイプの特徴

パーソナルカラー

まず、パーソナルカラー×4タイプと骨格×3タイプそれぞれが持つ印象をお伝えします。自身がどれに当てはまるか確認してみてください。

パーソナルカラー:スプリング

髪や瞳の色はやわらかなブラウンで、肌の色はイエローベースで健康的なアイボリー系の方が多いのが特徴です。実年齢よりも若々しく見られたり、活発でかわいらしい印象を持たれたりすることが多いでしょう。春めく花々を思わせる、明るく華やかなカラーが似合うタイプです。

パーソナルカラー:サマー

髪や瞳の色はやや赤みがかったブラウンか、やわらかいブラックで、肌の色はピンクを帯びたブルーベースの方が多いのが特徴です。上品でエレガントな印象を持たれることが多く、また、日本人に最も多いタイプともいわれています。夏の日差しにかすむ紫陽花のような、優しく淡いカラーが似合うタイプ。

パーソナルカラー:オータム

髪や瞳の色はダークブラウンで、肌の色は標準的なオークル系のイエローベースの方が多いのが特徴です。日に焼けると吸収して黒くなりやすい人も多いといわれています。落ち着いた大人っぽいシックな印象を持たれやすいでしょう。秋を象徴する実り豊かな果実や紅葉のような、ぬくもりと深みのあるカラーが似合うタイプです。

パーソナルカラー:ウィンター

髪も瞳も艶のあるブラックで、特に瞳は白目と黒目のコントラストがくっきりしていることが多く、目力があるといわれることもあるでしょう。肌の色は透明感のあるブルーベースの方が多いのが特徴で、洗練された印象を持たれやすいです。冬に降る雪に映えるようなヴィヴィッドなカラー、もしくはモノトーンが似合うタイプ。

骨格:ストレートタイプ

筋肉がつきやすく、体全体、特に上半身に厚みのある立体的なボディラインが特徴。首は短めの方が多く、バストトップやヒップの位置が高めで、肩幅と腰幅が同じくらい=直線的(ストレート)でありながら、メリハリのあるシルエットを持っているので、存在感があります。細身の方も細すぎに見られるというよりも健康的に見られやすいのが魅力。肌の質感はハリと弾力がある方が多いです。

骨格:ウェーブタイプ

骨が細く、薄い華奢なボディラインが特徴。首は長めの方が多く、腰位置は低めで、ウエストのくびれが目立ちやすい、全体的に丸みを帯びた柔らかいウェービーシルエットを持ちます。筋肉よりも脂肪がつきやすく、下重心のため、どちらかというと下半身にボリュームが出やすいでしょう。フェミニンな印象を持たれやすく、肌はふわふわと柔らかい方が多いです。

骨格:ナチュラルタイプ

手足が長く、肩幅は広めでフレーム感が際立つしっかりとしたボディラインが特徴。筋肉も脂肪もつきにくいため、首筋や鎖骨がはっきりとわかりやすく、骨盤や膝、くるぶしなども骨張っていて、肌はドライな質感の方が多いです。スタイリッシュな印象を持たれやすく、いわゆる「モデル体型」といわれる方はこのタイプに多く当てはまるといえるでしょう。

7つのタイプそれぞれに似合うファッション

骨格

では次に、前項で挙げたそれぞれのタイプに似合う色とファッションについて説明します。

スプリングに似合う色・ファッション

スプリング

春を想起させるような、明るく鮮やかで華やかな暖色がよく似合います。春に咲く花々によく見られるコーラルピンクやオレンジがかった朱色、オレンジ、イエローなど。特にトップスやマフラー、ストールなど顔まわりにそういったチアフルなカラーを合わせると、健康的な印象が強まり、周りの方も元気をもらえそうです。

逆にパキッとした色合いを合わせると浮いてしまったり、重たく見えてしまったりするので、フォーマルシーンでもアイボリーやベージュ、ライトグレーなどウォームカラーがおすすめです。

アクセサリーにはピンクゴールド、イエローゴールドがよいでしょう。メイクもアクセサリーもツヤのある質感で統一させると、より活発で生き生きと若々しい印象が強調されます。

サマーに似合う色・ファッション

サマー

やや明るく、そして柔らかい色味がよく似合います。特におすすめなのは、夏に咲く紫陽花のような、ラベンダー、ライトブルー、ミント、ベビーピンクといったパステルカラー。秋冬になったら、スモーキーなくすみカラーを取り入れてみても着こなすことができるでしょう。似合う色を取り入れると、より透明感が際立ちます。

逆に相性があまり良くないのは黄みがかったカラー。肌がくすんで見えてしまったり、疲れて見えてしまったりするので、鮮やかなカラーを身につけたいときも寒色系を選ぶ方がよいです。

アクセサリーにはツヤを抑えたシルバーやピンクゴールドがおすすめ。全体的に柔らかい色合いを得意としますが、あまり多用すると甘すぎる雰囲気になりかねないので、オフホワイトやライトグレー、ネイビーといったフォーマルシーンにも通用するカラーをベースに取り入れるなど工夫してみてください。

オータムに似合う色・ファッション

オータム

いわゆる「シック」「こっくりした色合い」が似合います。ナチュラルなアースカラーでまとめても地味にならずにスタイリッシュに決まるのはオータムだけでしょう。ブラウンやバーガンディ、テラコッタ、もう少し華やかな色味を取り入れたいならマスタードがおすすめ。いずれも着物にも用いられる色なので、フォーマルシーンでは和装も選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

逆に悪目立ちしてしまうのが、鮮やかな明るいカラー。素材によっては安っぽく見えてしまうこともあるので注意が必要です。

アクセサリーにはマットゴールドを選ぶとよいでしょう。メタリック素材以外であれば、べっ甲やウッドなどもよく似合います。

ウィンターに似合う色・ファッション

ウィンター

雪景色に映えるような鮮やかな真紅、青みがかったフューシャピンク、ロイヤルブルーが似合います。パキッとしたアクセントカラーは凛とした印象を強め、その雰囲気を高めてくれるでしょう。フォーマルシーンではブラック、ホワイト、ダークグレーなど、肌とのコントラストを意識した色味を取り入れると、より目力や顔のパーツが引き立ちます。

逆に得意ではないのがブラウン系。実年齢よりも上に見られることがありそうなので、どうしても取り入れたいときは小物やボトムスに使うようにしましょう。また、ヴィヴィッドカラーが似合いますが、色数が多くなると気品が薄れて見えてしまうかもしれないので気をつけてください。アクセサリーにはツヤのあるシルバーやプラチナがおすすめです。

ストレートに似合うファッション

存在感のある立体的なボディラインが魅力なので、それを活かしたシンプルな引き算スタイルが似合うでしょう。特に縦長のニットワンピースやタイトなロングスカートなどでIラインを演出すると都会的に仕上がります。

上重心なので、胸元は詰まって見えないようボタンを開けたりVネックを選んだりするとよいでしょう。ウエストラインもハイウエストだと詰まって見えてしまうことがあるため、ジャストウエストがおすすめです。

ウェーブに似合うファッション

くびれのある曲線美が魅力なので、それを強調できるXラインシルエットが似合います。特に下重心なので、ハイウエストのフレアスカートなどでメリハリを出しましょう。首の長い方が多いので、タートルネックや丸首もおすすめです。

華奢なシルエットを際立たせるようトップスはリブニットなどで引き締めて、フィット&フレアを意識してもいいかもしれません。ハイウエストであればスキニーパンツも相性がいいでしょう。

ナチュラルに似合うファッション

肩幅のしっかりしたモデル体型が魅力なので、ゆったりしたボーイズライクなスウェットなどで体を覆ったYラインシルエットが似合います。フェミニンなコーディネートをしたいときは、逆にAラインシルエットを作って重心を下に下げるのもおすすめです。

ネックラインは骨ばった印象を与えないように、あまり大きく開いていないものを選ぶか、あえてそのシャープなイメージを引き立て、大ぶりのネックレスで華やかに仕上げてもいいかもしれません。

パーソナルカラーや骨格に顔立ちは関係する?

顔立ち

ここまでパーソナルカラー、骨格それぞれ7タイプの似合う色やファッションを説明してまいりましたが、すべての人に適用されるわけではありません。これらに加えて顔立ちはひとりひとり異なり、それによってまた似合う着こなしが変わるからです。

たとえばパーソナルカラーがスプリングの方は若々しく見られる傾向にありますが、必ずしも童顔というわけではありません。スプリングに似合う色味はカラフルなものが多いため、多色づかいすると童顔の方であれば幼く見えてしまう場合も、大人っぽいシャープな顔立ちの方であれば着こなせるということもあるでしょう。

また、目力がある(白目と黒目のコントラストが強い)方が多いウィンターの中にも、あっさりとした顔立ちの方もいます。ウィンターはヴィヴィッドなカラーが似合う傾向にありますが、ソフトな顔タイプに合わせて明度や彩度をやや下げてみたり、逆に存在感を印象づけたいのであれば高彩度のものを選んだり、そのときの気分に合わせてコーディネートを考えるのも楽しいでしょう。

大事なのは、パーソナルカラーや骨格から自分の似合う色、ファッションを知り、その上で自身はどう見られたいのか、どのような自分を演出していきたいのかを踏まえて、身につけるものを選ぶということです。

パーソナルカラーはいわゆる「錯視現象」を利用して、フェイスラインをよりシャープに見せたり、より透明感を演出したり、くすみをより目立たなくしたりするもの。知識を持った上で、自身がなにを身につけたいのかを考えることが重要なのです。

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